20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
※夏季(9月末まで)はクール便代が加算されます※
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初心者や赤ワイン苦手な方にお勧め!
産地 : ペイドック
品種 : ピノノワール100%
熟成 : バリック(50%)ステンレスタンク(50%)5ヶ月
アルコール度数 : 13%
リムーのオート・ヴァレ地区の粘土石灰土壌と標高500m
という高地の涼しい気候により、南仏でありながら
ブルゴーニュを思わせるピノの美しさが活きる。
ブラックチェリーのフルーティさに黒いスパイスの仄かな香り。
たっぷりと詰まった旨味やエキスに魅了される芳醇なピノノワール。
生産者情報
アルトニャック
低位価格で美味しい正統派ピノとシャルドネを探すならリムー。
ブルゴーニュ出身の生産者が造りあげたブルゴーニュクオリティ。
ラングドックで初めて植えられたアロマティックなクローンの
シャルドネから造られるリムーはコートドールに匹敵。
ブルゴーニュに代々続く葡萄栽培農家出身であり、1986年に
マコネでドメーヌ・デ・ドゥー・ロッシュを共同で立ち上げたジャン・リュック・テリエとクリスチャン・コロヴレイは故郷でワイン造りに情熱を注ぐ一方、ブルゴーニュの外にもシャルドネとピノノワールの可能性を模索していた。
新たなテロワールを求める中、彼らがたどり着いたのは、南仏のシャルドネの聖地と名高いリムーのアルトニャック。
カルカッソンヌから南に約50km、リムーの中でも最も標高が
高く周囲の生産エリアよりも冷涼なオート・ヴァレ地区に
構えるこのシャトーには、1970年代にラングドックで初めて
植樹されたシャルドネやピノノワールの畑が現存している。
当時のシャトーの所有者が元詰め生産者団体の設立者だった
ため、一部の作り手が彼に倣ってこれらの品種を南仏で
栽培する様になったという、いわば『シャルドネの始まりの地』
である。1997年にシャトーを購入した当時、畑やセラーは
荒れ放題だったが、ジャン・リュックとクリスチャンが
3年がかりでワイン造りの環境を整えた。
97haの所有畑では14種流もの品種を栽培しているが、彼らが
特に目をかけているのがこの古いシャルドネの畑だ。
ピレネー山脈を望む海抜400mの南斜面はオート・ヴァレに
典型的な粘土石灰土壌。
最も古い樹は、奇しくも彼らの出身地マコネからもたらされた
クローンで、シャルドネミュスクの別名を持つ通り完熟すると
ミュスカの様な芳香を放つ。
オート・ヴァレでも標高の高いこの地では山の影響を受けた
地中海性気候により、12〜30度という昼夜の寒暖差ができる
ことから葡萄の成熟期間が長くなり、理想的な糖度、酸度が
育まれるだけでなく、このクローンの特性も最大限引き出される。
栽培は限りなくビオロジックで行い、土壌流出防止も兼ねて
畑には自然の緑を残している。また、若樹のクオリティを
確かなものにするため、独自の苗木場で培養した苗木を用いて
植樹し、植樹密度も最大7000本/haまで高くしている。
醸造においては、ブドウのリフレッシュさを保つために
気温の低い早朝に収穫を行い、自然酵母での発酵では温度を
20度以下に抑えている。
初ヴィンテージの2000年で、既にベターヌ&ドゥソーヴの
目に留まり、「極上のシャルドネ」と絶賛を受けた。
また、ワインアドヴォケイト誌においても「並外れた成功作」と
高く評価されているが、彼らは「これまで少しづつこの地に
最適な手法を学んできた。
今後も改良を重ねて、できるだけテロワールを近くに感じられる
ワインを造りたい」と、謙虚な姿勢を崩さない。
尚、栽培はクリスチャン、醸造はジャン・リュックと
ラングドック出身のエノゴロ、ダヴィットセロデスが担当している。